カンガエゴト・オモウコト

かわいい笑顔をしてくれているのが幸せ。

どこまでも舞台ならどこでも踊る #NEWS #NEVERLAND

お題「私のNEVERLAND」

世間で言えば、新年度・新学期。そんな4月1日にNEWSのNEVERLANDは開演した。

NEWSの誘うNEVERLANDはどんな世界なのだろうか。

私は初めてディズニーランドのピーターパン空の旅に乗った時のロンドンの夜景を見ながらこれからどんな楽しいことが待っているのだろうとわくわくやどきどきの他に少しの不安や恐さも入り混じった気持ちでその鍵を開けた。

NEVERLANDは確かに存在したのだけど、あれは夢だったのかなとも思う。

でも間違いなく私の前には存在していた。

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そして、歌についてはきっと詳しい方が書いてくださると思うので私はまたダンスと舞台構成について書いていきたいと思う。

 始まる前に、画面には時空の歪んだ逆回転をする時計の針が映しだされていた。時間軸が現実と切り替わることではじまるNEVERLAND。

ここは、どんな世界なのだろう。そんな期待をふくらませていた。そして舞台には私達も持っている鍵が大切に置かれていた。

 

-それでは、NEVERLANDの世界へようこそ-

 

NEWSが鍵を作っている。ここはロンドンだろうか。*1

少女が鍵を見つけて扉を開けるとスチームパンクのような世界観でSLが登場する。

あのSLは銀河鉄道999だろうか。

 

そして、煙を発しながら音とともにパーツにわかれていたSLが合体しセンターに集まった。アイデアがなければお金があってもできない演出だと心から思った。

NEVERLAND行きのSLと共に魔法を自由自在に使える王子様NEWSが登場した。

NEVERLANDは、四人がこれから起こるスペクタクルな世界観を開けようとすべく炎や水、光(レーザー)の中で異彩を放ちながら、ただただそこに存在するようなダンスになっていた。

7色の喝采はNEVERLAND PARADE

けいちゃんは魔法のステッキ、まっすーには2本の剣、シゲちゃんにはNEVERLANDの国旗、てごちゃんにはトーチだった。

けいちゃんは魔法で私たちを幸せにする存在で、まっすーは2本の剣・まさに二刀流楽しませ守ってくれていて、シゲちゃんはNEWSとファンの平和を宣言してくれて、てごちゃんは闇夜を照らす一筋の道標となる光だった。

 4人が揃った時、てごちゃんが一歩前に出ていてその力強さを感じた。てごちゃんが前線に立っていて3人が後ろから守るあのいつもの構図になっていた。4つのエレメントも7色の喝采もこの1曲に全て詰め込まれていた。

Sound with the LOVE,MAGIC,RAY,FIRE,WATER,DANCE

時空のドアを叩け

壊れていく巨大な壁

天を貫けシンフォニー

タットと呼ばれる手の振り、ここでは難しさとか複雑さを表しているような気がしている。そんな複雑な世界の時空のドアを叩いて、手を広げこれからの誘うNEVERLANDの扉を開けていくNEWSと、そしてただただゆっくりと練り歩くことで、圧倒的登場感が伝わるような構成だった。

私たちにこれからNEVERLAND PARADE魅せてくれるのだ。

 

24時のベル時を重ねる運命のように

時計の手の振付はビッグベンの時計台だろうか。ここで、このNEVERLANDは時計がもう1つのこの世界観の鍵になっていると感じた。

時を表現するなかに、「時間を忘れていた」という言葉があるがまさに、時間を忘れさせるようなエンターテイメントの世界のはじまりだった。

ここでNEWSが時空をゆがめ、NEVERLANDへと連れて行く高揚感を出している。

C&Rを織り交ぜて、アンドウトロワでピルエットをする。楽しくて愉快で素敵な場所だという連想をさせるように前を向きながらステップを踏んで後進していくことでNEVERLANDの世界へと私たちを引き込んでいく。

 

EMMA・KAGUYA・恋祭り

圧倒的世界観に入ったら次々と流れるアッパーチューン。

ドームではEMMAで特効が入ったので、NEVERLANDの開国のお祝いかなと思った。EMMAはとにかくNEWSしか目に入らないように釘づけになる振付が随所に盛り込まれていた。そして、KAGUYA・恋祭りはクレーンでNEWSが360度回っていく。

近くに行きたいという想いを形に表してくれていた。

NEWSは確かに存在していて、それでも夢の世界なのかもしれないと思えるようなキラキラを放ちながら(きらきらする落下物をクレーンから噴射)私たちを嬉しそうに見ていた。

 

「今夜はバカになれよー!!」楽しい夜が始まった。今宵はパーティかな。

Do The Foolの略D.T.Fが始まった。

春夏秋冬 関係ないさ いつでも一つになれるよ

オレといれば、アツい夜に早変わり 不思議!

 まさにパレードが始まった。

4人のNEWSと4人×4列で踊るNEVERLANDの住人たち。(ジュニア)

今回の舞台構成を活かす1番初めのダンスがD.T.Fだった。

とにかく楽しい振付でNEWSのNEWSらしさが毎回詰まっている。4人4様で楽しんでいくNEWS。とにかく楽しそうだから、とにかくわちゃわちゃしているから、一緒に踊りたくなるし騒ぎたくなるそんな振付。アクセル全開にしながら4人にどこまでもついていきたくなる。ここはNEWSの表情の真骨頂かなと思うくらいで、その顔を見たかったからNEWSに会いたかったと言っても過言ではない。

 

どんどんNEWSと一緒に、楽しいNEVERLANDへとついていきたくなるかのごとく、バクステまでいく。NEWSはここまでの曲で、縦花道である舞台をくまなく動いて踊っている。

楽しい記念に写真もとっちゃう。今日はNEVERLAND記念日だ。

 

そして、ファンとNEWSの曲。4+FANがはじまる。

行くぞ!縦横無尽で最高にHigh 一心不乱に後悔は無い

NEWSは舞台を駆け回っていたし、ファンとのこの時間をとにかく楽しんでいた。ファンも呼応するように、大きな声を届けていた。

やっぱ 僕らファンタスティック!

 ファンとNEWSはどこまでも一緒に楽しむし、どこまでも一緒にあがっていく。そんな風に煽ってくれるからこそ、応えられるのだ。

この形が愛だと感じるし、NEWSのコンサートの醍醐味だと感じている。

 

North Area 「光」

あやめは東京ドームが明るかったので、はじめに4カウント振りを入れてセンステの位置についた。見えるなら見える形で最大限に綺麗に見えるように配慮されたコンテンポラリーのダンスだった。あやめはシゲちゃんのシゲ部やライナーノーツで書かれていたのは理想郷や平和で、ハッピーな世界にしたい。愛の溢れる世界にしたいという言葉を借りると、すごく全身を使って、柔らかい衣装をまとい、動くことでふんわりと見えるとても柔らかい雰囲気を醸し出していた。

シゲちゃんの多様性は受け入れることなのかなあと思った。(あくまでも私が演出を見ての話なので、歌詞から分析したりしているわけではありません。ごめんなさい。広い心でお見守りください。。)

 

沢山のジュニアの中で何かもがいているようで、しかし振り払うことなくダンスは進んでいく。

そしてまさかのクレーンを虹に見立てて上るという方法。何かに駆け上がっていくというのは希望に向かっている時に使う演出だから、理想郷に向かっていく。音ハメと歌詞ハメをしているノックをしたりドアを開ける振付も凄く好きだった。

そして、頂上で旗を掲げる姿に、まさにシゲちゃんは愛と平和の象徴だと私は感じた。

虹を仰ぐシゲちゃんとジュニアは圧巻だった。

 

小物の使い方、衣装のまとい方すべて美しかった。

 

そして、光へと導くジュニアたち。

このInterは前向きで後進していく。これも4×4の立ち位置を崩さずに進んでいくことで心が惹かれずにいられない。ここでは、HOUSEのステップが入っていて、全身で無表情でステップを踏むことですごく不思議な世界へどうしてもいかなくてはならないような、そんな形で連れて行かれた先がメインステージ上から始まる突如現れたNEWSのBrightest。

 キミはキラキラ star of my days,yeh 僕だけのために輝いてlady

 私たちはNEWSの光なのかもしれない。そんな錯覚を起こさせるようなラブソングに私たちはこのNEVERLANDの奥へ奥へと引き込まれていく。

4人はそれぞれソロを1×8(これをワンエイトと読みます。QUARTETTOでまっすーがワンエイトって言ってたの覚えていたらこれのことで、8カウントのことです。だいたい8カウントで振付はついているのです。)をしていく。自分の魅力を最大限つたえる振付けとなっていた。俺のことみてみて、っていう1×8のソロ周し私は大好き。

そして消えたと思ったら光の中でまだ踊っている影が見える。ここでもHOUSEのステップがついてて、あれはNEWS?それとも誰?という不思議な感覚に陥っていくと、下のメインステージに現れたNEWS。

そんな光をまとったまま、シリウスへ。光の先には星がある。

星は時間を感じさせるものでもある。そして星が見えるのは夜だ。夜は長いのだ。

シリウスは振付なしだったけど4人の光がセンステに集まることによって、センステがシリウスのように光り輝いていた。

 

スノーダンス、スノードロップはリフター曲だったのでとにかく4人がキラキラしていて輝く星が宙に舞っているようだった。

I wanna touch ya 触れたい 君に触れtouch

声じゃ言えない 愛も知りたいから

NEWSが”声出しちゃだめだよ。しーっ!これは君と僕との秘密だよ”なんて言ってきたら恋に落ちちゃうでしょ♡っていう振付最高じゃないかな。

Touchは今回縦花を存分に活かした20人斜め一列のフォーメーションをとってあのクラブのステップを踏んでいた。4人のジュニアの間にNEWSが入るんだけどジュニアを振り回したり、ふざけたり、真面目に踊ったりNEWSらしかった。

この20人が横一真っ直ぐのフォーメーションをとることで勢いとリズムが出てくるので、これはフォーメーションの見せ方天才だなって思った。

 

East Area「水」

水から想像でいるのは、涙、雨、海・・・・

ニャン太。

ニャン太が亡くなったのを知ったのは、メン愛だった。

歌詞を見て、ニャン太がきっと亡くなったのだろうと感じたのは明白だったけど直接伝えてくれたのはメン愛だった。

けいちゃんは大好きなニャン太へのレクイエムだったのかな。ひとりでお別れをきちんとするために私たちの前でマイク一本で臨んでくれた。

遠く遠く名前を呼んだ 僕がつけた君の名前

ずっと胸にしまっておくよ あの日出逢った 君のまま

 時間はとまっているようで流れている。流れているようでとまっているのかもしれない。

いつまでも僕らの未来はずっと 続いてくと思ってた

通り雨が過ぎていくように共に過ごした夏はもう 二度と戻らない

 4人が縦花に距離をとりながら、立つことで淋しさや儚さが見えた。もしかして恋をした夏は幻だったのだろうか。そんなことを感じさせる。

あの手の祈るポーズだけをして、息をするのも躊躇うほどの静けさからのフルスイング。

苦しくて苦しくて涙流れたなら 悲しみは悲しみで終わりじゃないんだ

想像も出来ないくらい 感情を握りしめて

 4人で向かい合って歌いはじめるのは4人の声を心をひとつにして歌う曲だからかもしれない。そして私たちの背中を押すように360度に4人がそれぞれ向いて背中を押してくれる。

この曲はメンバーが何度も涙を流しながら歌っていたから”あの日の僕”を想いだすのだろうか。でも私たちがいるから安心して涙してほしいし、安心して歌ってほしい。最後のぎゅっとするのすごくNEWSだね。

支え合っていなければ立っていられなかった日、体温を感じて安心してた日。そんな日があっただろうけど、それでもメンバーはずっとメンバーだよって感じが凄く好きだ。

 

ここからアリーナとドームで構成が変わった。アリーナはそのままジュニアがでてきてくれて衣装を着せるという出来ジュとNEWSの可愛い絡みがあってそれはそれは好きだったけれど、やっぱりドームのInterを書きたい。

恋のABOにつながるInterは4つ打ちのインストだった。衣装をおもむろに取り4人のNEWSの後ろに4人×4列のフォーメーションでこれも歩きながら振りが入るステップをしていく。このステップはNEWSの帝王感がでていたし、ともすれば4人のファッションショーさながらのウォーキングであり、ステップだった。

そしてC&R満載の恋のABO。

揺れる影 見つめあう 2人抱き合えば これが恋のABO

センステでミラーボールになっているかのように回るNEWSとジュニアは真夜中に私たちをキラキラと煌めかせながら、煽りながら君と僕だけの時間を楽しんでくれる。そんな時間を感じさせるのが、本当にうまいなあと思ったこの魅せ方だった。

(Go to the sea!)

Caramel Beachで(Want to sea)パラソル広げ(A・B・C)

 突然波と戯れるNEWSが表れた。私たち波打ち際でデートしてたのあれは夢だったのかな。

とにかくはしゃいでいる感じを出すアイドル感満載と手と足を振りふりするNEWS。かわいい振付だったな。あんな彼氏いたら追いかけるしかないのに。

一緒に思い出作ろうって写真撮ってくれたの忘れないよ。(これも手で写真を撮る振付がついていた。)

こういうのNEWSのファン好きだもん。絶対に好きなのをちゃんと入れてくれるの本当に彼氏感満載で最高に幸せだ。

NEWSは”No1サマーだよ”だって!

2人で歩くシーサイド 今日この気持ち伝えたい 

たとえ叶うことない 恋だってカマワナイ 

 NYAROの振付はいつも通りだったけれど、あの縦花を自由自在にあるいてデートしちゃうNEWS。やっぱりNEWSのコンサートはミュージカルのようだし、それでいて圧倒的キュートだった。

あの縦花のどこも淋しくさせないのはNEWSは踊りながら動いて、踊りながら歌うからだ。

 

さて、そんな夏と言えば日本の恋物語で有名なのは七夕だ。

七夕は年に1回織姫と彦星が天の川をわたってデートするけれど、雨が降ってしまうと出会えないちょっと切ない恋物語

キミは銀河に舞い上がった 夢見るだけの光 

消えることない約束が 僕らの999

 やっぱりあのSLは私たちにとっての999だった。

ORIHIMEはジュニアが圧巻の舞台を繰り広げていた。アリーナでは天の川で織姫と彦星とそれぞれのお星さまが盛り上げていたし、ドームでは織姫と彦星が2人だけの逢瀬をしていた。

毎夜毎夜雨が降ってしまって、2人は出会う事ができなかったのだけどドーム最終日は出会えるなんて、本当にNEWSはロマンチックでずるくて愛おしい。

あのジュニアダンスは夢の中だったようなそんな想いを巡らせられる。夢で出会えていたらいいなと願いながら、そんなORIHIMEだった。

 

間のエリアなのか、魔のエリアなのか。

NEWSのMCが始まる。

MCはどの回も面白くて、どの回も引き込まれてどの回も大好きだった。

Mr.インポッシブルが次のゲートへ急げというと、魔法を自在に使えるけいちゃんがアン ドゥ トロワと魔法をかけて次のゲートへ連れて行ってくれた。

West Area 「音」

FOREVER MINE

まっすーが珠玉のラブソングをスタンドマイクだけで歌った。

さあ 呼びさまして 溶けて行こう

僕と 本当の愛の静寂へ

 呼びさますはの音だろうか。

私はまっすーの歌声と音楽が溶けていって、ファンとNEWSの愛の静寂へ向かうように思えた。

東京ドームのFOREVER MINEはまっすーの柔らかな声と音だけが響き渡っていて、これを聴けるのは本当に幸せだと思った。

とても贅沢なまっすーの音で支配されたの空間だった。

 

そこからのSilent love。

言えなくて 言えなくて 好きだよなんて ただ抱きしめ合った

(day and night 思い出す二人のtime)

 珍しく歌詞ハメではなく音ハメの振付だった。ウェーブが多用された振付。

ウェーブは体が綺麗に見えるから多分みんなすきな振付じゃないかなあと思う。ここは癖も出やすいけどそれがまた魅力的な振り付けになっていた。

大きな癖でいくと、まっすーは前に上から下へウェーブを通すのが好きでけいちゃんは横にウェーブを通すのが好きなのかなあという感じだけど、ここは体の線が綺麗に見えればよいのでどの方向でも私はいいと思う。

そして4方向を向きながら4人のNEWSと4人のMADEだけの空間。

歌唱がひとりずつ紡いでいく音で構成された楽曲で、まっすーのラップと掛け合うところも本当に格好いい。

ダンスは2人が愛に溺れてもう手遅れになってしまったような闇を感じる振付に。歌詞ハメではなく音ハメにしたのもここが”音”のエリアだろうか。

4人で左右にウェーブを入れたステップを踏みながら、もがいているようにも見える。

ドームでは最後メインステージに入る際に、Silent Loveのインストが入った。1日目はてごちゃんとまっすーが掛け合ってフェイクとラップをしていた。2日目はてごちゃんのフェイクだけになったように聴こえた。

そしてミステリア。

ダンスナンバーは続く。

時計さえも眠る夜に 汽車に乗り込む

ツアーの客はひとりだけ 欲望の旅

 まさに私たちは時空を越えて汽車にのりこんだ。NEWSと楽しく過ごす欲望の旅だろうか。

日本古来の時間の言い方にに丑三つ時という午前3時を表す言葉があるが、そんな時刻を感じさせるような雰囲気。

NEWSがひとりずつに対してジュニアがMr.モンスターなのかまとわりついて離れない。

自分の化身が暴れ出したという。マイクを持つ手の中から、もう片方の手でモンスターが出てくる振付、これ秀逸だった。

化身は影なのだろうか。ジュニアとメンバーが足を合わせ、離れようとしても離れない。

このミステリアはめちゃくちゃ難しい振付になっていて体幹がしっかりしていないとあんな足上げながら、もがくような振り上げをできない。

怪しく踊り続けるNEWSとジュニアは、目に見えてはいないけど気配を感じる、もしかしたら自分の中にあるモンスターである闇に苦しんでいた。

欲望に引っ張られたり闇に苦しむように、歌詞に振付に最も忠実だった楽曲。

愛なら歌にしよう 夢なら旅立とう

それでも陽は昇らない あいつが付き纏うから

 ここのシゲちゃんの歌唱、よくあの体幹トレーニングのようなダンスからしっかりとした歌に持って行けるなと思っていつも感動しながら見ていた。

 

からのドーム追加曲でBYAKUYA

ミステリアで自分の中での闇に苦しんでいるとしたらBYAKUYAは闘っているのではないだろうか。ここはアンサーソングかなとも思ったし、違和感の連続によるファンタジーの世界には怖さもあるということを表しているのだろうか。

BYAKUYAなんて全ジャニオタが好きになるようなゴシックファンタジーな楽曲だったからドームできたときのどよめきは凄かった。

 時計が止まる 夕闇の刻 右から左から迫る影

明日を怖れた 孤独の化身 このままじゃ終われない 終われない

 この流れは歌詞に拠るものなのかなと思った。

バックにジュニアがいてまたはためかせるフラッグは完璧だった。センステに進んでいくNEWSとジュニア。闘っているのか、それともなんとか進もうとしているのか。

BYAKUYAは特効が追加されていて、花火ともにパフォーマンスが繰り広げられていた。迫ってくるNEWSに畏怖の念を抱かざるを得ない。

そして、センステまでジュニアと共に踊り歌いながらInterではなく楽曲で繋いだのがNEWSのどこまでも歌う魂だなと思った。

さくらのような 君でした 春のような 恋でした

いつまでも 続いてゆくと そんな気がしてた

 ピンク色に染まる舞台。

振付はいつも通りだったけど、いつもと違ったのは終わり方。

夜が明けるのか、それともまだなのか周りながら後ろを振り返る。

 

 South Area 「炎」

ピンクの世界から繋がるのは炎。

色からのつなぎ方もすごく新鮮だった。

I'm comingはセンステでベッドからの登場。てごちゃんの渾身のロックなソロ曲。

イけ 天までイけ 晒せよ淫ら 野性を眼覚ましてイけ 天までイけ

 ベッドシーンからのマイクスタンドを女性に見立てて押し倒して、ベッドで何回も何回も交わっていく。

手越担としててごちゃんんがベッドであおむけに寝てるときに、つま先でリズムをとっているのが死ぬほど好きだった。このI’m comingで絶頂へと向かっていく。欲望の旅にでたのが、絶頂に向かって燃えさかっていく。

超個人的にここまでの演技力があるのであれば、ぜひぜひドラマやってほしい。(話が個人の欲望の旅にでてしまった。笑)

 

そこからのBLACK FIRE

TONGHT IS THE NIGHT 誓い合ったあの日より強い心で

目には見えないLIGHT(その手で)悪しき魂さえもいま燃やせ

アリーナとドームでは立ち位置が変更になった。アリーナでは4人横並び、ドームではシゲちゃんだけメインステージ上段、ほか3人が下だった。

振付は多くなく、マイクスタンドを回す感じであとはロックに魂を乗せるNEWSだった。どんどん煽りがよくなっていたし、もうドームは圧巻だった。

バンビーナはなんとこの続きでフロアダンスを控えてるアイドルなかせのこの流れ。全員メンステの上段にあだって、踊り始める。

特効が入って、クライマックスへと燃え盛るNEVERLAND。

甘すぎる声を張り上げて 

壊れるくらいに いかせてやる

ターンしてからのフロアダンス。床どんをして立ち上がる一連の歌詞に基づいた振付が後半戦にきついのにセクシーさをおろそかにしないNEWSすごいね。

今回はハンドマイクだったけど、振付はほぼほぼそのままだった。

 

ドーム追加曲のANTHEM。

Bravo!we go 行け amigo 歓喜起こす夢のプレー

逃さないで 頂きへ駆けあがってくその日まで Let's go!

ドームでこの歌詞を歌うNEWS。しかもメインステージ上段で歌うのかっこよすぎるでしょ。巻き起こるウェーブが告げるのところで4人でウェーブが巻き起こっているフォーメーションは何度見てもすごくかっこいい。

これもNEWSにはめずらしく音ハメ。まっすーのラップの最後のところなんて音ハメの真骨頂で、みんなだいすきでしょ?

 

チャンカパーナ、チュムチュム、渚のお姉サマー(これもドーム追加曲)はフロートだったのだけど、とうとうNEVERLAND PARADEがエレクトリカルパレードかのように始まった。

SLの運転席部分とかぼちゃの馬車のような電飾がキラキラと光ったフロート、そして本当にNEWSの大好きな10thのフロートのようにジュニアのフラッグ隊(あの時はジュニアではなかったけれど)とNEVERLANDのバルーンと、そして歯車を組み合わせたSLの車輪2台、なんとなんと後ろ2台はMADEの乗ったフロートだった。

なんとフロートが4台、間に12人のフラッグ隊と歯車2台とバルーン12個(NEVERLANDとNEWSだったように思いました)でて大体外周の1/3を占める長さのパレードだった。すごくない???

そして、ちゃんと4か所パレードようにとまってお手振りをして多少の手振りも入れて練りまわってくれた。

これは愛だよね。NEWSの愛だった。愛しかなかった。

そしてWeeeeK。

明日っからまた日、月、火 ほら水、木、回って金、土 

日曜夢の日々を大事にいきましょう!

夢の日々を大切にしてくれるNEWS。

ジュニアが花道で踊っていてくれて、そこを連続バク転でみせてくれてポンポンをもってNEWSを迎えてくれた。キラキラでむかえてくれたし、NEWSという文字をつくってくれて♡の中に納まるNEWSが本当に幸せそうな顔をしていて、こっちもみていて幸せだった。

 

そしてポコポンペコーリャ

バクステでNEWSが踊りだす。おなかがすいたって踊っている。

食繋がっているのって何だと思うかっていうとやっぱり時間だと思うの。朝、昼、夜と腹時計というように時間と繋がっているのが、食事だ。

パピプペポ  ポコポンペコーリャ ハラヘルヤ

モグモグモグーリャ イキカエル こうして きょうも たべる わらう だきしめる

ねむたいよ

そしてねむりこむNEWS。

こんなかわいい演出。だれが考えてくれだろか。ありがとうございます!おいしいオレンジジュースを贈ります!

 

そして踊るのが、あの始めに覚えた振付。チョキチョキチョキは時空の壁を切っているのかな。そして、この振付はまた時計のアン ドウ トロワの24時のベルでやっていたあの振付がでてくる。これが時空の歪みから帰るための、そしてNEWSが目を覚ますための、元の現実の世界へと戻る鍵でもある。

ここで時計をだして伏線回収してくるNEVERLANDはストーリーとして秀逸すぎる。

 

NEWSは目を覚まし、”愛をくれてありがとう、ありがとう”と伝えてくれる。

鍵を出して魔法をかけてあげるよとけいちゃんが声をかけてくれた魔法の言葉は、「アン ドウ トロワ」私たちの鍵にまた再び光が灯った。

 

もっと流れ星、空を渡れ 涙さえ光で照らしてよ

ずっとずっと僕らの夢が続くように きっと叶うから願いこめて

この夢は光になるんです 遠く遠く 届きますように

NEWSクレーンに乗って流れ星になっていた。私たちの希望の光だった。星が舞い散る空間。空を渡っていくNEWSは乗ってきたSLに乗って私たちを現実世界へと送り届けてくれたのだ。

NEWSが行ってしまった途端、重たい扉が閉まった。

 

楽しかったNEVERLANDが走馬灯のように思い出される。

 

そしてあなたはひとりじゃない

U R not  alone。

拝啓 あの日僕へ 今はココで立っています

誰かに笑われた夢を 今もココで見続けてます

あの日の僕はいつだったのだろうか。

メインステージにでてきたNEWSは照明も全部つけてありのままの姿をさらけだしての歌唱をファンとともに全力でする。

あれは魂と魂のぶつかり合いだったようにも思えるし、NEWSがファンへ感謝をファンがNEWSへ愛を全力で伝える場だったようにも思えるし、どれも正解のように思う。

 

毎回NEWSは私たちに愛と希望と勇気と感謝を伝えてくれていた。もうそれは体中の声と力を振り絞って歌ってくれていた。

あんな歌愛しかなかった。そこには愛しかなかった。

 

私たちは幸せものだこれだけ愛されてるんだもん。

 

こうしてNEVERLANDから現実の毎日へとNEWSが送りだしてくれるのであった。

 

これが私のNEVERLANDです。ここで見聞きしたことは本当かもしれないし、幻かもしれないし、夢だったかもしれない。

 

でも間違いなくあるのはNEWSとファン双方の愛で包まれた空間があったということ。

それだけは断言できる。

 

最後に、私はやっぱりこれだけ踊りながら、あの舞台を縦横無尽に歩き踊りながら、生歌歌唱を全26公演するのは本当に本当に物凄い努力度トレーニングを重ねて来た結果だったと思う。

26公演はたった2ヶ月とちょっとで駆け抜けていた。その間にも毎日生放送出演していたり、海外に収録にいったり、執筆をしたり、レギュラーとほぼレギュラーの仕事に邁進していたりと、とにかく忙しい日々を過ごしていたNEWS。

踊りながら、歌うことは2倍ではなく、4倍も5倍も難しいということは、4倍も5倍も努力し完成度をあげた結果である。

しかも縦横無尽に、上も下もどこでも踊り歌っているNEWSがいたからここまで、世界観に引き込まれたのではないかなと思う。

そして、その世界観が始まってから終わるまで一貫してブレることなく、きっちりと、コンセプト通りに作られているのって、愛だなあと思った。

どんな場所でも楽しませたい、その気持ちをつよく強く感じるツアーだった。

私のNEVERLANDはこれにておわり!!!!!

 

 

 

NEVERLAND(初回盤)

NEVERLAND(初回盤)

 
NEVERLAND(通常盤)

NEVERLAND(通常盤)

 

 

 

*1:イギリスの建物チューダー様式の様子が見れると教えてもらいました。チューダー様式はイギリスの15世紀末頃~17世紀初頭の建築様式で、ウエストミンスター寺院などが有名