先日のNEWS ZERO スピンオフ企画『櫻井翔×大野智×加藤シゲアキ アイドルの今、コレカラ』での櫻井翔さんの言葉で
「いつか可愛くなくなっていく、人間だから。そうなった時の畑を今から耕しとかなければならないってずっと思ってた。人気じゃなくて実力を付けるということ」
と言っていました。
思春期~そして妙齢の男性が胸を張って「アイドルです!」というそのプロ意識って私は一社会人として本当に尊敬しています。
アイドルって思春期のころは、こそばゆかったりちょっと見方を変えたらダサいとも思われてしまうかもしれない。そして妙齢になっているとしたら、まだアイドルやってるの?と思われているかもしれない。
それでも、アイドルだから笑顔で一生懸命歌って踊る。当たり前だけど当たり前のことではないと思います。
アイドルって結果は、ダンスや歌をうまくなること、コンサートでかっこいいと思われることでもあるかもしれませんが、ファンがいなければそれは意味がないかもしれません。
BLASTの時の二宮和也さんがいっていましたが、ファンが求めているものを作りそれを具現化していいく、それは嵐のやりたいことではなく、ファンが見たいものを作る。
それって当たり前のことなんですが、それを当たり前のようにやるってやっぱり難しいと思います。
一生懸命さってファンには伝わると思いますが、それでも簡単そうにやっていても努力がその裏側にあります。簡単なステップだっていざ自分がやるにはまずリズム取りからしないとかっこよく見せられないものです。
そんなひたむきな姿を見せ続けてくれるアイドル達。
本当に社会人としていちいち尊敬し、涙がでてしまう瞬間があり、なんだか感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
感動させてもらい、元気をもらい笑顔になります。
関ジャニ∞の前向きアイスクリームもあのひょっとこがかわいくて全身アロハがかわいくて。なにより一生懸命踊ってる、一生懸命笑顔にさせようとしてくれるメンバーの努力にありがとうの気持ちです。
これからもまだまだ走り続けてくれるだろうし、素敵な姿を魅せてくれるという期待が膨らむばかりですが、間違いなく期待に応えてくれるでしょうし、これからもその期待を越えつづけてくるのだと思います。
正解という形のない世界で、私たちよりずっと若く幼いころからプロとしての立ち位置を求められもがき苦しみ乗り越えていく。
今成功しているアイドルたちはそれを創ってきて今の形になっているんだなとつくづく感じています。
あとBLASTで言っていた櫻井翔さんの言葉で
「”仲が良いのがウリです!”って恥ずかしくて。…なんか、みっともないっていうか。いや、この仕事してる中で…いや、わかんないけどなんか、例えば踊りが揃っているのが魅力ですとか、歌が5人の声がそろうときれいですとかは分かる。”仲が良いって何だ?”みたいな。仲がいい嵐”が好きな人が多いからだからこれからも仲良くし続けるってことにはしたくないと思っていて。求められているから仲良くしてるわけじゃなくて、いろいろクリエイティブなことを5人でやっていく中で肩を一緒にくんでる感じっていう状態がいいなと思ってるけど。」
というのがありました。
これって女性的観点なのかもしれないけれど、’喧嘩をしてでも言いたいことを言って仲良くなる男性文化’と’うまく折り合いをつけながら仲良くなっていく女性文化’。
‘仲がいい‘というのを見るだけでいい意味で頑張っているんだな、いろいろ折り合いをつけながらお互いを尊敬して前に進んでいるんだなと思わせるんじゃないかなと。
確かに彼らにとって仲がいいだけって思われるのってなんだか頑張っていることを評価してもらえてないように聞こえるのかなとも思うのですが、ファンてそれはわかっているんじゃないかなと思います。
だって仲良くするって相手を深く理解して、長年付き合って積み重ねられるものがなければ出来ないことだから。
お互いを思いやって、協力して、皆でいいものを創るという同じ熱量で同じ想いで同じ志でいないと出来ないものだから。
そこを築けたからこその’仲のいい嵐’が大好きなんだと思います。
嵐がデビューしたころ、私はまだ高校生で15周年を迎えたころなど想像ができませんでした。あの頃はハワイでデビューするなんて、さすがジャニーズ!位にしか思っていませんでしたが、もちろん同じくらい努力していないので、何も言えないのですが片や国民的アイドルにまで成長して、私は本当に自分は何をしてきたんだろうという位の衝撃を受けました。
大層烏滸がましいのですが、同世代の嵐を見て、なんて適当に生きてきてしまったのだろう。私こんなに一生懸命努力してこなかったし、何も遂げられなかったなという気持ちになりました。
そして、努力って滲み出るものなんだなと。
本当の意味で人間としてかっこいいなと。
だからアイドルが大好きでアイドルを純粋に尊敬してこれからも追いかけ続けたいのだと思います。