11月29日に今年もベストアーティストのジャニーズグループが発表された。
今年1年もそろそろ終わるなあとしみじみ感じている。
年末も夏同様、ベスア、FNS、Mステスーパーライブ、TBS音楽祭、テレ東音楽祭等大型番組があるが、やっぱりベスアは翔くんが司会をやっているだけあってジャニオタにとても優しい番組だ。
Mステスーパーライブは近年NEWSとしてはでられていないので今年こそという思いがある。
FNSは去年2回に分けられていて、NEWSはライブの方だったけど、飛天はマッチさんに万歳って感じで、ライブはV6の20周年を盛大にお祝いしながら、一緒に歌うという楽しい催しがあってV6にわちゃわちゃされているのが非常に楽しかった。今年はKinKi Kidsとわちゃわちゃしてほしい!!!
さてジャニーズは、大型特番の音楽番組やコンサートでは、必ずと言っていいほどデビュー曲を歌うことが多い。
SMAP Can't stop!!- loving you-
TOKIO LOVE YOU ONLY
KinKi Kids 硝子の少年
嵐 A・RA・SHI
タッキー&翼 To be,or not to be
NEWS NEWSニッポン*1
関ジャニ∞ 浪速いろは節
KAT-TUN Real Face
Hey!Say!JUMP Ultra Music Power
Kis My Ft2 Eveybody go
ジャニーズWEST ええじゃないか
こうみていくとSMAP以外はよくデビュー曲を歌っている。
SMAPはいつまで歌っていたのだろうか。調べたらコンサートでは歌っているようだ。日替わり曲として、2012年は会場限定だったようで2014年に京セラで映像に残っていないようだ。そこから2005年まで残っていないのでやっぱり印象的に歌っていないように思う。
デビュー曲って私は凄く好きです。
大型音楽特番を見てデビュー曲だとファンだったらがっかりするかもしれないけれど、やっぱりデビュー曲って特別なものだし、グループでジャニーズ事務所として大切にしているんだろうなと思う。
デビュー曲は名刺代わりのようなものである。
タイトルにグループ名が入っているA・RA・SHIやNEWSニッポン、Sezy Zone、Za ABC~5stars~だったり、コンセプトが歌詞に書かれていたり、歌詞にグループ名が入っていたりとそのグループも代表的な曲になっていると思っている。
ジャニーズって基本的にはJr期を経て、デビューしていく。
もともとあるユニットでデビューするグループとバレーユニのために召集された精鋭グループと2つ大きく分かれると思っていて、
デビューを見据えた脱退&追加、再編成はあれどSMAP、TOKIO、KinKi Kids、タッキー&翼、関ジャニ∞、KAT-TUN、Kis My Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTが前者。
V6、嵐、NEWS、Hey!Say!JUMP、SexyZoneが後者だ。
基本は、デビュー前から苦楽を共にしてきてデビューするというのが一般的なデビューの仕方だろう。
また前者はデビュー前から自分たちの曲を持っていることが多い。
KAT-TUNなんてデビューにベストアルバムが出たくらいである。
しかし、やはりデビュー曲なのだ。デビュー曲が原点だと感じる。
で、元の話に戻るのだけど、デビュー曲を歌う続けてくれることがなぜ嬉しいかというとずっとアップデートしていける歌声があるからである。
ジャニーズは基本的に再録ってしない。
どれだけ声変わりしたとしても、どれだけ人数編成が変わったとしてもオリジナル音源のままだ。
以前、少プレでKinKi Kidsの光一くんと剛くんが語っていたのが印象的なのだけど、
「硝子の少年は、大人になってもずっと歌っていけるようにとの想いが込められた楽曲。」
そして、
「デビュー時期の声変わりするかしないかのころのあの声はもう出せない。」
っていうのも非常に好きだった。
てごちゃんもその時
「デビュー当時の声が合う曲だから、いまのほうが技術はあがっているかもしれないけれど、楽曲としての声はあの頃がよいという場合もある。」(ニュアンス)
といっていて、それって凄くいい言葉だなあと思った。
私は嵐と完全に同世代なのだけど、嵐の5人でのデビュー時に歌っていたあの声と今のA・RA・SHIが全く違うように感じているし(特に翔くんかなあ)、KinKi Kidsもかなり歌い方を変えてきてるからいまだに新鮮にびっくりすることがある。
でもそれってジャニーズ事務所がオリジナルとその当時を今でも大切にしてくれていると感じていてじんわりとうれしい気持ちになる。
もちろんNEWSやKAT-TUNのようにもはやオリジナルのメンバーと全く歌割りが変わってしまっていて、全然違う声になってしまう場合もある。
NEWSなんてデビュー曲は現メンバーの歌割りなんてほぼないから、全く違う曲に感じられる。
昨日シゲ部で、11月7日がCDデビュー日だからNEWSニッポンをかけていたけれどもうあのころのNEWSニッポンは一生聴けないだろうけれど、改めてNEWSニッポンを聴くとNEWSがデビューしてくれてよかったなあと思う。
あと個人的にTOKIOのLOVE YOU ONLYは私もいつもバンドでやっていて結婚式の2次会では鉄板なのだけど、盛り上がるから本当に楽しい。
たぶんこれって常にデビュー曲を歌い続けてくれるからこうして、世代問わず覚えていってもらえるのだろうし、安心感もあるけれどずっと聴きつづけていられて、そしてアップデートされていく曲であるからこそ、うれしいのだろうなと思う。
ジャニーズ事務所はファンと共に成長していくことを大切にしていると感じていて、それがデビュー曲なんじゃないかなあと思っている。
私がデビュー以前から見ていて、デビュー後も今もコンサートに行っているグループは嵐しかいないのだけど、ずっとデビュー以前からお茶の間として応援しているグループはV6からかな。(ジャニーズ予備校の岡田くんおよび剛健コンビが好きで、トニセンに関してはあまり見ていなかったと思う)
でも確実にファンと共に乗り越えていっているなとしみじみ感じている。
そんなことを思ったのも、9月から多くのグループの結成日やCDデビュー日が続いていて、どこのグループもファンたちがお祝いをし、温かく周年記念を祝っているのをTwitterでよく目にしているからである。
やっぱりあの声変わり前の音源で残っているデビュー曲と今のアイドルが歌うデビュー曲と味わいも気持ちもまた変化していてひとしおと感じるのである。
過日のSexy Zone楽曲大賞でもSexy Zoneが1位だったことが、外野から見ていても感じるものがあった。Sezy Zoneたる所以がSexy Zoneなんだろうなと感じて、それがデビュー曲1位だったのかなと感じている。
NEWSだけでいえば、9人、8人、6人そして4人の歌割り、4回変更していった歌割り。
もはや全く違う曲をうたっているように感じるが、4人になってからは厚みも出てオリジナル音源と全く違った曲に聞こえるのはデビュー曲を歌う続けてくれるからだと思っている。
きっとどのグループもあの頃と今の歌声を聴いては胸が熱くなっていると思うけれど、そんなデビュー曲をずっと聴きつづけていきたいなと思っている。
年末の音楽特番、そしてカウコンを楽しみしている。