面白そうだから乗っかってみようと思って、以前の広告代理店にいたらの NEWSで考えてみました!
第1営業本部 本部長:小山慶一郎
実は大学の時に1週間だけ付き合ったんだけど、慶一郎が就活で忙しくなっちゃって私も大学生だったから、大切にされていない感じの自分がちょっと嫌で好きだったくせにフッてしまったのです。あ~なんで待てなかったのかな。いまや代理店で忙しくしていて、遊んだら甘えさせてはくれるけど連絡くるのはよくて3か月に1度くらいかな??
ずっと、なんとなくいい感じになってはお互いに彼氏彼女ができたりしてもう15年くらい経つのかなあ。なかなか自分で言い出した手前、あれ?これっていい感じ?と思っても自分からは切り出せないチキンなんです。。
いきなり連絡きたかと思えば
“今日ご飯行かない?“
って感じで一向に進展しない私たち。笑 どうやったら一歩先に進めるのかなあって時々悩んでいる。
25日月曜日突然LINEがきた。
ちょっとそっけない感じだけど、ベージュ予約してくれてた!!!
うれしいって浮き足たちすぎないようにして。
でも、今日はクリスマスだからってワンピ着てきた自分をちょっとだけ褒めた。
いってみたかったんだよね。あのシャネルマークのエレベーター。
ほんとクリスマスに予約とってくれるなんて、わかりやすくて好きだなあ。そういうとこ。いつもちゃんと予約しておいてくれるのはやっぱり嬉しい。
ダッシュでお仕事で19時には銀座についたんだけど、いつもよりちょっとだけどきどきしちゃって、予約のお礼に慶一郎の好きなチョコレートを三越で買ってからいこうかな。
19時20分に電話がなった。
「今汐留からタクシーで向かってるけど間に合うから。でも寒いからあたたかいところにいてね。」
「はーい」
ほんとマメ。
ちゃんと時間通りにきてくれた。
「ほんといつも急だよね。」
「ごめんごめん。でもそんな経ってないでしょ??」
男性と女性の1人でいる時間は1:3と聞いたことがあるから、仕方ないのかもしれない。
「でもベージュ予約してくれるなんて優しいね。ありがとう!」
「だって前からいきたがってたじゃん。可愛いよね。このお店。」
「え~だれときたの??」
ちょっとかまをかけてみるけど、慶一郎は笑って
「クライアントとの会食だよ~。」だって。
ここはお互い様だ。笑
「最近どう??いそがしい??」
「うん。さすがに年末進行あるし先週まではばたばただったかな~。でも今週はもう挨拶周りだけだから。」
うんうんうなづきながらも、クリスマスあってくれる理由を聞けないでいたけれどまあ慶一郎はなあんにも考えてないのかもしれないって思い直して、美味しいフレンチに集中した。
「なんかもう出会ってからずいぶん経っちゃったね。初めてであった時は大学生だったのにね。」
「そうだなあ。でもあの頃はちょっと雑誌とかでちゃってるしなんか近づきがたいオーラがあったよね。」
「え?そんなことないじゃん。笑 だって付き合ってたじゃん。」
「でも俺すぐフラれたし。笑」
「ちがうよ~。慶一郎が就活いそがしくて”ちょっと連絡とれない”っていうから。だからそっと離れたんだよ笑。」
「うそだろ~?すぐ彼氏つくってたじゃん。」
ちょっとだけ甘い会話を楽しむ。ちょっと位甘くたって今日はクリスマスだから許されるはず。
「ね~慶一郎がちょっとだけ駐在してたとき、私お友達と会いに行ったよね。あのときどう思ってた??」
「あんまり2人で話せなかったからな。俺あのとき2人きりになりたかったのに。」
「私のことすきなときあった??」
「あったよ。」
それが聞けたら十分だった。十分たのしかった。
「はい。これ。」
突然小さな箱をくれた。
「え?こんなのくれたことなかったじゃん。」
「ほら、なんか似合うそうだし。あと、話をきいてほしいんだけど。いい??」
「うん。どうしたの??」
私はどきどきしてるのを一生懸命隠しながら慶一郎の顔をみつめてた。
「俺と付き合ってください。」
「え?突然どうしたの??」
「まあ、突然かもしれないけど前さ”なんかどうやっても付き合えない運命にいるよね?好きなのにな~”っていってくれたときあったじゃん。あれずっと考えてて、今しかないなって思って。俺も仕事ある程度落ち着いてきたし。まあイベント時は忙しいけどこうやって時間も作れるようになったし。だから俺とどうかな。」
うれしいくせに素直になれない私。
「びっくりしたよ。」
「もう一度いうよ。俺と付き合ってください。」
正直もうこのままお互い別々の人と付き合って結婚してときどき思い出す甘い思い出みたいな人になると思ってたからびっくりしちゃったけど、ずっと私好きだったんだなあって思った。
「はい。お願いします。」
「あ~よかった。」
屈託のない笑顔で笑うのを見て、あ~私ずっとこの笑顔が好きだったんだなあとか、あのとき好きって言えばよかったなあってちょっとだけ後悔していた時を思い出して、そして凄く嬉しいなって思った。
「年末年始なにしてるの??」
「私はいつも通り実家とかお友達とあったりするくらいしか考えてなかったよ。」
「じゃあカウントダウンは俺の家でゆっくりしよ?」
慶一郎のおうちなんて大学生以来かもしれないなあなんて思ってたなあ。
「俺仕事納めが29日でそこまでは挨拶周りとか忘年会とかでちょっと忙しいけど、それが終われば特に予定もいれてないから。」
「わかった。慶一郎すぐ連絡くれなくなるから、ちゃんと連絡してね。いつも忙しくてかまってくれないけど、私とちゃんと遊んでね!」
素直に会いたいっていえないところは、あの時の関係のままだから許してください。
神様 笑。
エントリーメンバー:小山慶一郎
関係性→ずっと淡く恋心を抱いていた大学時代に別れちゃった元彼
プレゼント→おしゃれなレストラン&ちょっと華奢で流行りのネックレス