カンガエゴト・オモウコト

かわいい笑顔をしてくれているのが幸せ。

好きなことを仕事にしていくということの覚悟と努力

昨日”ネプリーグ”を見ていて、錚々たる作家先生の中に私たちの愛してやまないNEWSの加藤シゲアキくんがいたことが凄くかっこよくて全世界に”私の好きなNEWSにはこんな素敵なメンバーがいるの!”と叫びたいくらいだった。

 

大げさかもしれないけれども、それは大げさではなくて事実でベストセラー作家としてその番組に挑んでいた。

 

作家としての道は2011年の震災前の”作家になりたい”という漠然とした話しをジャニーズ事務所の方として1か月で書き上げてきたらという条件で書き上げた”ピンクとグレー”だったけれども、そうやって作家になるためにこれまでのドル誌でのエッセー等でその文才は垣間見えてただろうし、ジャニーズ事務所だって出版社だってこのご時世売れないものは商売にしないだろう。

 

もちろん”ジャニーズ事務所”であることは1つのブランドでもあるけれど、時にはそれが重荷になることだってあるだろう。それはそれだけ大きな事務所でありそれだけの実績を残してきた諸先輩方がいるからだ。

そして、”ジャニーズのくせに”と言われるだけの嫉妬と羨望のまなざしがあることも事実だ。そんなの百も承知で、シゲちゃんは作家界に飛び込んだと思うし事実誰も褒めてくれないと思ったというようなことをタイプライターズで語っていたから相当の覚悟だったように思う。

 

以前、私はてごちゃんがサッカーキャスターについて、似たようなエントリーで書いたことがある。

 

lisakaiho.hatenablog.com

 てごちゃんは今年は2018年サッカーW杯の日テレキャスターもこなし、わかりやすい解説とキャラクターで日本代表を盛り上げていたように思う。

私もサッカーについては、サッカーアースの情報でしかわからないけれども”フランスが優勝する”と予想したことも、てごちゃんの洞察力とデータに基づくものだっただろうしそれが運だと例え言われようと私はその運はてごちゃんが自ら努力した証だと思っているから本当にサッカーキャスターとして素敵だなあと思った。

 

プロの解説者やプロサッカー選手と話しをしていくこと。

これはシゲちゃんの本業作家先生と同じことだと思うのだけど、その世界のその道の方と対等に渡り歩いていく努力というものが私達の目には見えないけれども確実に合ってのことだと思う。

 

けいちゃんの当たり前のようにニュースが読めること、当たり前ではない。

選挙番組でインタビューできること、選挙報道のメインキャスターをすること勿論当たり前ではない。

選挙報道はしつこいくらい言うけれども、各局の報道局が威信をかけた戦いであるといっても過言ではない。

同じ時間帯に同じ内容の放送を生でやるということって、選挙報道しかないからだ。同じような情報を出していくときに、じゃあ誰がやるのかというところが1つの視点として視聴者を惹きつけるポイントになっていくと思う。

 

出版部数、視聴率という数字でしか評価されないがちの戦場に挑んでいくことはそこで誰よりも秀でていて、かつ”売れる””話題になる”ほどの人としての魅力があり固定ファンという数字を持っていなくては、見向きもされないからこそ、好きなだけでやっていけるお仕事ではないと思うし、そこで勝つ戦いをしているNEWSは本当に凄いと思っている。

 

まっすーのデザイナーというお仕事。

デザインは主観と客観性が凄くバランスが難しい分野だと思う。

そして、個性あふれるメンバーに対してどうしたら似合わせられるのか。どんな素材だったらメンバーのかっこよさがひきたつのか、唯一無二であることの難しさも相まって結果として全てをみることで、把握することでしか生み出せないものなのではないかと感じている。

私はまっすーのここが凄いなあというデザイン分野で感じるところに”ちゃんと寄り添えるところ”だと思っている。

今年”テレビ朝日ドリームフェスティバル”と”SONGS OF TOKYO”という2番組ではその番組だけの独自の衣装を制作して着ていた。

これって凄い事だと思っている。単純に衣装が増えただけではなくてその番組を共に盛り上げようという気持ちがなくては出来ない。

自分たちだけ良いパフォーマンスをするというだけではその部分に想いはよらないと思っている。

 

NEWSには営業力があると思っていて、それは自己実現のための大切なパワーだと思っている。特に芸能界という最も厳しくて”人”が全ての現場ではそこである程度実力を発揮していきながら、その番組に必要とされる自分の立場と役割を瞬時に理解してその番組に合わせた、彼ららしいコメントを残し、居姿をアピールしていかなくてはならない。それにプラスして、営業力が必要となってくる。

NEWSが必ずプロデューサーに挨拶しにいって”来年(次回)もお願いします”ということ、もうなくなってしまったけれどハロウィン音楽祭で全力で仮装を楽しむ姿勢、その番組に向けた衣装を用意することも、台本に必ずお礼のメッセージを書いて楽屋に置いていくこともその全ては営業力であると思っている。

特に人的つながりの強い芸能界なのだからこその、営業力と心配りは並大抵のお仕事スキルでは達成できないと思う。

 

自分たちで自分の得意分野をお仕事にしていくってそもそもそこにお仕事としての需要がなくてはそのお仕事としての価値を創出することは出来ない。

”やりたいことをお仕事にできない”とか”〇〇のせいでお仕事できない”とかにしてはきっとそこの価値を提供するまでにいかないのだろうと思う。

 

勿論彼らだって必死だろうし、事務所の後押しだってあるだろうけれども、それでも好きなことをお仕事にするまでのレベルや知識、技術、アイデアにしていくために誰よりもその分野で長けていると人に認められていくことが何より必要だと思う。

そこまでの努力私はしたことがないからこそ、本当に凄いなあと思う。

 

好きなことを仕事にしてしまったら、きっとそのことが嫌いになってしまったら辛いし簡単に愚痴とか言えないかもしれないし、何よりその分野を誰かに取られる可能性もあるという焦燥感と戦いながら常に勝ち続けていかなくてならないからだ。

 

ネプリーグをみて、ダウンタウンDXをみて、選挙番組をみて、サッカーアースをみて今日もまた思う。

好きなことを仕事にしていくことができる強い覚悟と弛まない努力を続けていくアイドルだからこそ、こんなに惹かれてしまうのだと。

 

NEWSが今日もかっこよくて、煌めいていて、優しくて、可愛くて私は幸せだなあと思う。